施工例:兵庫県姫路市 M様邸 外構・庭園工事
2025年4月完成 シンプル和モダンな雑木の庭

工事前の様子

今回のお客様はご新築予定の早い段階から弊社にご指名頂いており、写真はまだ建物が着工する前に現地調査した際のもの。建物が建った際には広いプライベートな裏庭スペースになり、向かいも分譲地ですので建物が建つ予定。ここからご要望を元にお庭を設計していきます
ご提案プラン(CAD図面)

1階2階ともに全面窓が面する広いガーデンスペースで、なかなかこの空間をきちんと設計するのは難易度の高いものです。シンボルツリーのモミジの木の位置にご指定があり、あとは管理しやすく遊べる雑木の庭づくりでお任せ頂きました。ウッドデッキからタイルテラス、そしてコンクリート平板によるテラスと遠路、と室内空間から徐々にグランドレベルへ降り立つお庭となっています。
完成写真をもとに解説
既に落葉樹も新芽を開いたばかりの春に完成しましたので、新緑と優しい木漏れ日が爽やかで心地いい空間になりました。実際工事の仕上げ段階で樹木を植えるにあたって、再度現地で建物や周囲環境との状態を確認したり、樹木の個体を選びながら、ご予算のなかで樹木の配置や大きさ・本数を調整のうえ造園作業を実施します。

デッキから真正面中央が山採りの大型ドウダンツツジ。一見他の樹木よりも小さいですがドウダンツツジとしては相当立派な個体で、ある意味このお庭のシンボルでもあります。秋には真っ赤な紅葉となり、その懐には黄色に紅葉するヒュウガミズキを低木として添えています。そしてテラスを挟んで左右に、樹高の高いヤマボウシとヤマモミジを2株ずつ対となるように配置。常緑樹としてソヨゴやアセビを添え、日当たりのいい場所にブルーベリーを低木として2株添えました。ブルーベリーは実を食べられるだけでなく、紅葉が凄く綺麗なのが特徴です。

塗り壁と木調の軒が印象的な建物の造りが圧巻です。この空間の高さ方向のスケール感に見劣りしないよう樹木を選定し、また目隠しフェンスの高さも相当高いものですが丁度いい収まりとなりました。タイルからコンクリート平板、そしてベンチのオブジェとグレー系のモノトーンですっきりシンプルに纏まり、くどさのない和モダンになったのではないでしょうか。
工事の範囲と素材について
工事の対象範囲
- ウッドデッキ、タイルテラス、コンクリート平板テラス
- 目隠しフェンス、ベンチ、照明
- 植栽、芝生、割栗石
今回使用したメーカー商品一覧
- ウッドデッキ:三協アルミ ヴィラウッド
- フェンス:LIXIL フェンスAB多段柱
- コンクリート平板:東洋工業 シフル
- コンクリートベンチ:ニュートベンチ キャンテ
- タイル:LIXIL ストラタス
今回植えた樹木一覧
- ヤマモミジ(落葉高木)
- ヤマボウシ(落葉高木)
- ドウダンツツジ(落葉中低木)
- ソヨゴ(常緑高木)
- アセビ(常緑中低木)
- ヒュウガミズキ(落葉中低木)
- ブルーベリー(落葉中低木)





ギャラリー(動画、写真)










